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雑木帳

役に立つ情報のまとめ、英語、囲碁のこと。

【感想/囲碁】棋聖戦第4局 井山棋聖-山下九段

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囲碁には7個のタイトルがあるのですが、そのうち1番大きなタイトルがこの棋聖戦です。

 

井山棋聖はまだ24歳なのですが、7個のうち6個のタイトルを持っており、囲碁界初の7冠制覇が期待されている棋士です。NHKのプロフェッショナルやTBSの情熱大陸にも出演していてその注目の高さがわかります。

 

井山棋聖囲碁の1番の楽しい所である自由さを大切にしていて、自分の打ちたい手を打つことを心がけているそうです。今までの常識では考えられないような手だったり、独特の感性を持ちつつ勝利しているため、実力と人気を合わせ持っているのだと思います。

 

対する山下九段も10年以上活躍し続けていて、過去にはこの棋聖位を5回取っている実力者です。僕が囲碁を始めた時にちょうど山下九段が初めて棋聖になりました。

その時は囲碁でもこんな若い人が活躍するのかと思い、読売新聞の囲碁欄を見ながら棋譜並べをしてました。そんなこともあり山下九段も好きな棋士の1人です。

 

ポイント紹介

今回の対局を見ていて、印象に残ったところがあるので紹介してみます。

黒が△のところに打った場面です。

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その前の3手は左下に打っています。

次にもう1手白に左下を打たれると、せっかく黒が作った陣地が逆に白の陣地になってしまうという場面。それなのに黒はそこではなくて4と違うところに打ちました。

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この手の意図は白に赤丸の部分を取られても、黒が青丸の部分を取れたらいいという考えなのだと思います(たぶん)。確かに丸の大きさだけで見ると黒(青丸)の方が大きい気がしますね。

そんなに単純な話ではないのだと思うんですが、僕の実力ではそこまではわからず。

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その後しばらくすすんで、白が△のところに打った場面。

左下は白の陣地、真ん中から右下にかけては黒の陣地になってます。

しかし、白は左側の赤丸で囲んだあたりも陣地になりそうです。このあたりで白の山下九段が有利になったのかなーと思いました。

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結果は白の山下九段の半目勝ち。カド番をしのいで対戦成績は井山棋聖の3勝1敗。

この2人の対戦はとても激しく見ていて楽しいので第5局も見れてうれしい限りです。